積みゲー、それはヘヴィゲーマーの宿命である。
話題の新作、無名のインディー界から突如流行りだすダークホース、自分の性癖にクリティカルヒットし「プレイせねば」という意識に苛まれるニッチ作品…
ゲーマーは年中それらの誘惑と戦い、大抵は負けながら日々を送っている。
…新しいゲームはどんどんライブラリを侵食し、
それまでドハマリしていたゲームは「一旦中断しよう」という呪詛と共に、起動履歴と記憶の沼底へ沈んでいき、
そしてふと、HDDの圧迫にゲーマーが気付いた時、アンインストールされてゆく。
そう、そのゲームにハマった理由も忘れて…

※画像はイメージです
The Crewというレースゲームがある。なんと舞台はアメリカ全土。とにかくスケールのデカさをアピールしたオープンワールドレースゲームである。
発売は2014年、当時の私はオープンワールドゲーにハマっていた。
とにかく広い世界に飢えていた。
The Crewはそのコンセプトを見た瞬間予約した。ベータテストにも参加した。
発売してからはとにかく走った。フレンドの中でも最速でストーリーをクリアし、レベルを上げ、パーツを集め、お気に入りのmini Cooperのスペックを当時の理論値まで押し上げた。
そりゃもうとにかくドハマリしてたのである。
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しかし、いつしかそんなゲームも新作が現れれば記憶とライブラリの底に沈んでいく。
人は過ちを繰り返す。
積みゲー、それはヘヴィゲーマーの宿命である。
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